目次
はじめに
みなさんはどんなお塩を使っていますか。
ふだん何気なく使っている塩ですが、塩にもいい、わるいがあるって知らない人が多いのではないでしょうか、
そこで、今回は塩の中身について紹介していきます。
1.にがりは蛋白質を固める!
海の塩から作ったにがりで豆腐やこんにゃくが凝固するのは、みなさんもよくご存知ですよね。
でも、同じ蛋白質でできた腎臓や肝臓も骨髄もにがりの蛋白質凝固作用で、少しづつ固くなっていくことは、あまり知られていません。
にがりは、動物性、植物性を問わずたんぱく質を固める作用があるんです。
2.にがりはどこに影響するの?
腎臓の糸球体には小さいフルイ目のような穴が空いていますが、この穴から不要なものや毒素を排泄しています。
ところがこの糸球体も蛋白質でできているので、にがりの蛋白質凝固作用で少しづつ固くなっていくんです。
スポンジのように柔らかいはずの糸球体が硬化すると体内毒素を絞れなくなってしまいます。
にがりの性質は陽性ですので、陰性の腎臓の糸球体に作用しやすいのです。
毒素を絞れないと老化と短命化は免れません。近年、人工透析患者が急増しているのも天然塩ブームなどによるにがりの悪作用が原因では・・・?
糸球体とは
腎臓の重要な働きのひとつに、血液中の老廃物や塩分をろ過し、尿として体の外に排出することがあります。この働きをしているのが糸球体です。細い毛細血管が毛糸の球のように丸まってできているので「糸球体」と呼ばれます。この糸球体は大体0.1ミリ~0.2ミリほどの大きさですが、1つの腎臓に約100万個の糸球体があります。この糸球体はふるいのような構造をしており、心臓から腎臓に流れ込んできた血液が、この糸球体を通ると、老廃物がふるいを通って濾過されます。そして赤血球やたんぱくなどは濾過されず、きれいになった血液が、腎臓から出ていきます。
3.豆腐やこんにゃくは安心です
にがりを使用した豆腐やこんにゃくは、にがりの凝固作用が働いた後ですので、凝固作用の中心になっている塩化マグネシウムが酸化マグネシウムに変化して、体内では凝固作用としては働かないので、豆腐やこんにゃくは無害です。
安心して豆腐、こんにゃくを食べて下さいね。
4.にがりの功罪
生(ナマ)のにがりを体内に摂り入れることが最も危険です。
にがりそのものは陰性で、ミネラル不足の現代病、難病にはものすごい効果があるので、病気の治療に使っている先生もおられます。
が、症状が消えたから良いと判断するのは大間違いです。劇的な効果があるほどその副作用は強いです。
続けて摂ると短期間で腎臓を硬化させ、寿命を縮めていく原因になります。
にがりは非常の時しか使わない劇薬のようなものだと思ってください。
海水濃縮ミネラルとして 販売されているものも同じような凝固作用があるので注意してくださいね。
5.海水を飲んではダメ!!
海水の成分は人体の血液、体液とほぼ同じ成分バランスです。
だから自然のままの海の塩が体に良いという人がいますが、それなら汚染されていない美しい海の海水をそのまま飲んだら良いということになります。
ところが海水を飲むと死んでしまいます。
海水を直接、料理に使っていた古代大和民族クロボッコルは身長90cm、寿命20才くらいだったという史実が残っています。
昔から海水を絶対に飲んではいけないという言い伝えが残っています。
地上にいるいかなる動物も海水は飲みません。 本能的に海水に害があることを知っているのでしょう。
6.味噌、醤油には原塩が使われている??
塩分摂取の多くを、味噌・醤油から摂っている場合、
味噌、醤油、漬物に、製造コストの安い天然塩(原塩1Kg30円)が使われていると、 にがりの害を受けてしまうことになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
にがりのことって意外と知らなかったですよね。
ぜひこの記事を参考に、塩や醤油をチョイスしてみてくださいね!
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